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ラブコンプレックス

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「女のノーはイエス!男のイエスはノーだっ!!!!
 わ~~~っはっはっはっはっ!!!!」

と吐き捨てて去っていく唐沢寿明。
最近見たドラマの中では、かなりインパクトのある終わり方でした。

ということで、『ラブコンプレックス』です。
なんかよくわからないけど、なんかすごそうなドラマです。


●あらすじ

とある会社の秘書室に新しく二人の男が配属になる。
ひとりは新任の室長の竜崎ゴウ(唐沢寿明)、もうひとりが真行寺アユム(反町隆史)だ。
実はこの会社で横領事件が起きていて、その犯人は秘書達の中の誰かなのだ。
その犯人を探し出すのが、この二人の本当の目的だった・・・。

まあ、そんな感じなんですけどこのドラマはなんかすごいです。
何がすごいってキャラクターがすごいです。
とくに唐沢寿明演じる竜崎ゴウはすごいです。

「女なんかかたっぱしから食っちゃって、犯人吐かせちゃえ。」

みたいなことを平気で言っちゃうような人なのです。
役柄としては、女を食い物にして生きてきた裏表のあるラテン男。って感じです。
「ああいう目を俺は一度見たことがある。俺を刺した女の目だ。」(唐沢)
「刺されたの?」 (反町)
ですからね。

とにかくすごい嫌な奴なのです。
が、唐沢寿明がそれをやると、全然嫌な奴に見えないのです!!
不思議なくらい愛すべきキャラクターなのです。

この超変人の竜崎ゴウを筆頭に、秘書の女性陣もすごいようです。
女王さまだったり、怪しい宗教にはまっていたり、同性愛者だったり拒食症だったり等々、怪しい連中ばかりなのです。

そんな女性陣も描いてみました。



う~~ん、誰が誰やら?って感じですがとりあえず描いたので・・・。

ちなみに高橋ひとみは描いてません。(深い意味ナシ)

それにしてもみなさん綺麗ですねぇ。
あの意味のないカット(女性陣の写真撮影)も、あれだけみんなきれいだと毎回入れてくれ~って感じです。(実際毎回入ったらうっとおしいけど・・・)

そんな唐沢寿明や女性秘書達にくらべ、比較的普通な人なのが反町隆史演じる真行寺アユム。
どうもマザコンっぽいのですが、比較的普通っぽいです。
唐沢寿明や秘書達の異常行動にひとり苦悩しそうです。

そんな彼も初回から切れましたね。

「自分一人じゃ、何もできないくせに。」

という荒瀬シズク(木村佳乃)の言葉に逆上し、机にファイルをたたきつけ

「何もできないっていうのか!
 お前らがいなくたってやれるんだ!
 俺は一人でも平気だ、一人で生きていける。
 俺を束縛するから何も出来ないんだ。
 もう子供じゃないんだ、自由にしてくれ。」

と叫びます。
いきなりマザコン男の本音爆発なのです。なんか初回からいきなり説明的な感じでこういうのはもうちょっと後にすればいいのに・・・なんて思いました。

でもそのあとの、唐沢さんの

「なんか、言ってること変だよ。」

とさらって言うのはかなりすきです。
その後の



このやりとりは妙に可笑しかったですね。
"そっすか?"って 自分であんな叫んでおいてねぇ。

◆ 感想 ◆

そういうことで感想は、とにかくすげえぜ唐沢寿明って感じですね。
こんな変わり者ができるのはこの人しかいないと思います。
もしかしたらモッくんもできるかも・・・。でもやっぱり唐沢さんでしょうね。

この人見るだけでも価値ありってぐらい最高です。
『オヤジぃ。』の田村正和さんのおやじっぷりも見る価値ありですがそれ以上かもしれません。

とはいえドラマ自体は初回だからか(演出が)こり過ぎていて、ちょっと分かりづらかったです。
横領事件の調査のため送り込まれたってことですが、今どき横領額が900万って?
ちょっと少なすぎるかなぁ・・・とか思ったり。
まあ金額に関してはなんか理由があるのだろうから別として、隣のビルからスナイパーに狙撃されるイメージカットとかはいらないと思いました。

全然意味がわかりません。

ま、そうは言ってもこのドラマは面白いです。
ストーリー関係なく、たぶん唐沢さんを見てるだけで絶対面白いと思います。

あとは反町隆史がどれぐらいがんばるかですね。
それから木村佳乃の無表情な感じも、今までなかった役柄なので楽しめますね。

そんな感じで今後も見ようと心に誓うトモゾウでした。
でも、"男のイエスはノー"だからなぁ。(竜崎ゴウ語録より)

なんてね。

ラブ コンプレックス(1) 2000年秋ドラマ
ラブコンプレックス
木曜日 夜10:00~10:54 フジテレビ

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