氷の世界 最終幕・後編
月曜日 夜9:00〜9:54 フジTV

99.12.25UP

最終幕・後編 『愛するということ』(大告白大会の巻)

とうとう姿を見せた真犯人・眞砂子
ここから怒濤の大告白大会の始まりです。

カメラマン桧山と恋人同士だったこと
撮影に連れて行ってもらえるように船舶免許を取得していたこと
工事現場で働けるようにフォークリフト(ブルドーザー?)の操作が
できるようになったこと(嘘)

桧山が死に、江木塔子を恨み始めたこと。

柴田を殺したこと
久松を殺したこと
池永苑恵を殺したこと
英器を襲ったこと
七海を殺したこと

どんどん語ります。

御丁寧に再現映像つきです。
例えば。

英器襲撃はこんな感じ。

おおっ、螢運転してるよ。
そしてやっぱり超寸止めだよ。
などと思いつつも、こんなに変装してるのに
歯は隠せないなぁ。なんて思ってました。


そして、七海殺害時の携帯の回収方法も
告白したんだけど、こんな(→)
感じっすよ。

塔子が携帯を捨てた直後、英器が現れる前の
一瞬に回収してたんですねぇ。

こ〜んな危険な回収方法取らなくても・・・
というよりもコントのようなシーンでした。

というように過去の犯罪をどんどん告白していきます。
(柴田もどうやらコーヒーに薬を混入させて殺したようです)

この間の英器との会話はすべて、ヘリコプターの三人(烏城、塔子、正午)が
いったい犯人は誰なんだろうといった顔で聞いています。
とはいえばさすがに烏城はちょっと曇った顔をしています。

そして



という台詞を聞いて



やっとここで犯人が眞砂子だと気がつきます。
声で気付けよ。
とか思いましたが、まあ考えてみれば自分の身内が犯人だとは
夢にも思ってないでしょうからそんなもんかなぁとも思ったけど
やっぱり、いまさら・・・だよなぁ。



といった具合に一通り告白をすると水中銃(?)を英器に向ける。
英器君は恐れおののき



なんて言いながらデッキまで後ずさりしながら逃げて行きます。

そんな逃げ回ってるぐらいだったらガッと銃を掴んで
グワッとやっつけちゃえばよいのに・・・。チッ。



そしてとうとうデッキに追い詰められた英器君はビビりながらも
愛について語り出します。

が、全然内容が心に残りませんでした。
ビデオでもう一度見てみたら

「相手を強く愛して、相手に強く愛された人間は
 その後の人生を自信を持って生きていける。」

ってことらしいです。
そのことが



って、最後にまた“わかった”らしいです。
「塔子が俺に教えてくれた。」
そうです。

リアルタイムで見てる時はいったい何がわかったんだか
さっぱりわかりませんでした。



なんてことを言っていると、船で追ってきた月子が英器と眞砂子の
クルーザーに追い付きます。

「警察です。」

の声に反応し振り返る眞砂子。
その一瞬の隙をつき銃を奪おうとちょっと動いた英器。
その直後眞砂子は引き金を弾く。

矢(?)は英器の左肩に(胸近く)に刺さる。
船の上からその瞬間を目撃した月子は叫ぶ。



って・・・・
テンション低っ!!!

それまで、螢ちゃんの迫真の超テンション高い演技が続いていたので
思わずそのテンションの違いにがっくりしました。
このシーンは次回予告でも流れていて、その時は音声が入ってなかったから
もっとテンションの高い。「え〜〜〜〜き〜〜〜〜ぃ!!!」ってのを
想像していたので余計そう思っちゃいましたね。

そして海に落ちる英器。

それをヘリコプターから目撃した塔子は迷わず

とヘリから海へ飛び込みます。
そして、10〜20メートルほどは潜り
(セーターにブーツで)
英器君を救出します。

す、すげぇ。

塔子がそんなスーパーガール的なことをやっているとき
クルーザー上では烏城が眞砂子のもとに駆け寄り
両手で眞砂子の首を締めあげます。
しかし烏城は力を緩め眞砂子を抱きしめます。

ちょっと感動的なシーンです。

が、烏城はどうやってクルーザーに乗船したのでしょう?
塔子のダイビングに目を奪われがちですが
本当にすごいのは烏城のほうで、想像するに



こういうことだったのでしょう。
ただのキャリアじゃないってことですね。



船に引き上げられた英器に塔子は人工呼吸と心臓マッサージを
続けます。
月子は救急車の要請をします。

いっこうに目を開けない英器。
港に着くと救急隊が到着していて、英器にかけより容態の確認をします。
脈を確認し、瞳孔を確認し、静かに首を振る救急隊員。

救急隊員は英器を死体用(?)のビニールシートに入れ運び出そうとします。

呆然と見送る塔子は、英器の死を認めることができず
救急隊員を引き止め、英器の心臓マッサージ(人工呼吸か?)を続けます。

「もう、眠らせよう。」

という正午の言葉を無視し、人工呼吸を続けます。

「相手を愛するだけじゃだめなんでしょ。愛されなきゃだめなんでしょ。
 生きて。生きよう。いっしょに生きよう。
 愛してる、愛してる、愛してる。」




と愛の大安売りって感じです。

すると本当に息を吹き返しちゃうからびっくりです。
そして救急隊員はそれを確認すると慌てて救急車に英器を乗せ
呼吸マスクを付け救急車が走り出します。

そして、瀕死だったはずの英器は目を開けると
マスクを自らはずし・・・



おい、またチュ。かよ。
先週に引き続き、人様の前で・・・。
救急隊員がいるでしょ近くに。
つうか怒れよ救急隊員。そんな勝手してる患者を。
もっとも応急処置もしないような救急隊員には何も言わせない
ってことなのかもしれませんけどね。

それにしたって・・・もうやめよう。

ま、ということでめでたしめでたしです。

◆ 最終幕の感想 ◆

いやぁ終わりました。
な〜んか今さらもう感想も何もないって感じですね。

しいて感想をいうとしたら中嶋朋子がんばったなぁ。ですかねぇ。
なんか“大竹しのぶ”っぽいと思ったのは私だけでしょうか?

仲村トオルもなかなかがんばってましたね。
個人的には、彼の返事する時の

「ああっ。」

てのが好きです。深い意味はないですけど。

それにしてもびっくりしましたねぇ。この結末。
真犯人もそうですけど、生き返っちゃう英器くんってのもびっくりです。

真犯人は中嶋朋子ということだったのですが、いきなり
「私、船舶免許とったの。」
なんて回想シーンで告白されたって・・・。て感じです。

この犯人誰だってよかったじゃん的なのはホントがっかりです。
公式HPやらでの野沢氏の発言等から期待していた分
反動が大きいですね。

あんな偉そうなこと言わなければ、こんなにがっかりしなかったのに。
「絶対泣かせます。」
なんて言ってたけど、泣かせたのは役者さん達じゃん。
あれですよね。
「もー、騙されないぞ。」(by英器)
って感じです。

推理ミステリーなんていうのはリアリティーがあって初めて推理とか
っていうことができると思うのに、こんな御都合主義的ストーリーは
どうなんでしょうねぇ。

このドラマで一番の御都合シーンは眞砂子がアイスストームに来て
英器と顔を合わせるシーン。

なんでわざわざ眞砂子は英器と顔合わせる必要があるのでしょう。
もしかしたら塔子が来るかもしれないのに・・・。
ネガの中から眞砂子を発見させるためだけの顔合わせでしかなかったです。

ラストシーンで生き返っちゃうのはいいです。
救急隊員が何にもしないのもいいです。
脚本家が“それが人間ドラマだ”って言うんだから。

ただ、こんな都合のいいシナリオで
どうだ、これが本格ミステリーだぞ。
なんて勝ち誇って言われちゃうと、もういいですよ。って言いたくなっちゃいます。

まあ推理やらHPやらで盛り上がれたから、楽しめたことは楽しめたので
よかったんですけどね。
とにかく変に公式HPやら雑誌の脚本家のコメントなんかを読まなければ
もう少し素直に楽しめたかもしれませんね。
ちょっと反省です。


ただ、やっぱり最後に文句を・・・。

最終幕の英器の愛を語るシーンやら、塔子が英器に語りかけるシーン
やらで、二人の台詞が心に残らないのは、やっぱり失敗なんでしょうね。

ビデオで見直しても全然何言っていたのか記憶に残りませんでした。
あんなに語ってたのに・・・です。
けっきょくトモゾウには何も

“わかった”事はありませんでした。

とはいえ、それでも3ヶ月間楽しませてくれた『氷の世界』に
感謝、感謝。です。

みなさんのご意見、ご感想なんかを聞かせて下さいな。
掲示板に書き込んでください。


あ、さらに最後に気になったのは一人ヘリコプターの残った正午は
何を考えていたのでしょう。
やっぱり

「塔子すげ〜なぁ〜。」

なんでしょうかねぇ。
そして


だった正午が

とあんな理不尽な告白を聞いたにも
かかわらず、許してしまう心の広さに
乾杯です。


★★★★★★ ちょっと追加 ★★★★★★

『がんばれ英器くん・最終幕』
“愛の奇跡の真実”の巻

英器が息を吹き返すことを信じ心臓マッサージを続ける塔子。




注)人間ポンプのおじさん↑





まあ、こういう技術的なアドバイスがあって
彼は蘇生したということで納得することにしましょう。
くっくっくっ。