ネバーランド
金曜日 夜9:00〜9:54 TBS

2001.07.19

「僕らはこのネバーランドに逃げ込んだんだ・・・。」・・・みたいな。



アップが多いです。っていうか寄り過ぎっ。さらにイラストもでかっ。

ということで、ジャニーズ軍団のドラマ『ネバーランド』です。
今井翼くんを始め、若い女の子がキャーキャー言ってるのが聞こえてきそうなドラマです。
とにかくアップばっかり。
バストアップじゃなくて、顔面アップ。
下手すりゃ上唇からまゆげぐらいまでしか画面に入ってなかったりもします。



似てないけど、せっかく描いたので・・・。また挑戦します。

いやらしい語尾で話題集中の三宅君も同様にアップだらけ。
服なんて何着ててわかんないぐらいです。
あとで吹き替えしても気付かないぐらいのアップ加減が素敵です。
それにしても、三宅君のしゃべり方・・・。

「お前さっあぁ〜〜、けっこぉ〜〜、いい奴なんだぁ〜〜。」

って感じ。
ある意味、田中邦衛。
または、福山雅治のものまねしてる、感じの悪い若者?

でもキャラクターとしゃべり方がけっこうあっている感じもするので、気に入ってたりまします。ほら、なんていっても私はジャニーズに甘いですから。

しかしこのドラマはつっこみ所満載です。
2回目で今井君達が夏休みを過ごしている男子寮に彼女が突然押し掛けて
「私、料理するぅ。」とか「私も泊まるぅ。」とかわけのわからないことを言い出します。
すると同じく寮に残っている下級生の真面目な子が

「帰ってくださいぃ。魔女(寮の責任者:野際陽子)に見つかったら、みんな退学になっちゃいます。」

と彼女を追い返そうとします。
そうこうしているうちに、やっぱりよくあるパターンで、やっぱり野際陽子が寮に来るわけですよ。それも自転車すっとばして。



自転車で疾走する野際さん。笑顔なのが怖い。

こんな感じで。
そりゃ別にいいんですけど、その時のBGMがなんていったらいいのか
“恐怖が近づいてきてます”的BGMなのですよ。

おいおい、ちょっと演出違うんじゃないのっ!なのですよ。
そりゃ当事者にとってみれば恐怖かもしれないけど、 そこまで大袈裟にしなくてもねぇ。
逆に狙いなのかと思うと、それはそれですばらしい演出とも言えます。

で、野際陽子が寮に来ると、あわてて彼女を台所の物置き(?)に隠すのですけど、この彼女が本当にバカなんです。野際陽子が台所に入るとすぐ、「ガタッ」と物音たてるし、その後はくしゃみなんていう古典的なマネまでしでかします。後輩の男の子が

「だから言ったじゃないですかっ!」

と怒るのももっともです。
実はその後も、となりの寮の上級生(山崎裕太)がやってきたときも、物置きに隠れるんですけど「キャァ〜〜〜〜。ゴキブリ、ゴキブリ。」
と悲鳴まであげる大サービスです。
そのたび、サスペンス色いっぱいのBGMで盛り上げてくれます。

で、山崎裕太。
こいつがまた嫌な奴で、なんか今井君たちのことが気に入らないようなのです。
スーパーで今井君たちが他校の女子生徒ともめてたとか、野際陽子に告げ口するのです。
とにかく、今井君たちをなんとかしてやろうと、この暑い中寮の前で双眼鏡もって張り込みまでしています。
さらにこの裕太君の腹立たしい演技が嫌な上級生ぶりに拍車をかけるのです。



昔はかわいかったのに・・・。山崎裕太。微妙。

とにかく演技が憎たらしいのです。
いまどきそんな奴・・・なのです。
目をひんむいて、喋る姿は悪代官か美川憲一かって感じです。
とにかく嫌味な男です。

なんだかこのドラマは嫌な人がたくさんでてきます。
山崎裕太は分かりやすい嫌な奴なんですけど、他にも一緒に寮に残ることになってる寛司(村上信五)はなんか自分勝手でなんか嫌だし、後輩の岩槻(田中聖)も真面 目なくせに、それは普通言わないでしょってこと平気で言っちゃうし・・・

しかしこんな子達よりさらに腹立たしいのが


理不尽逆ギレコンビ


紘子(今井君の彼女)の友達アキ。たちが悪い。


統(生田斗真)超理不尽。

この二人、本当にダメです。
女の子のほうは、よくいる
「あんた○○子のこと、どう思ってるのよ!」
とか怒り出しちゃうようなよくいるタイプの迷惑女。この子の場合はさらに当人の話しなんかまったく聞かずに自分勝手に怒るもんだから、本当にたちが悪いです。
家出をした紘子を追いかけて

「あなたにプチ家出なんか似合わないよ。私の家に来なよ。」
「アキの家なんかすぐばれちゃう。私は帰らない!ほっといて。」
「勝手にしなよ!(逆ギレ)」

なのです。さらには、美国(今井君)の本心を聞きうれしくて泣いてる紘子と美国を偶然見かけると

「あなた紘子に何したの?」(っていうかなぜここに?)
「違うのよアキ。」(本当に違うのです)
「あんたは黙ってて! ねぇ、何したのよ!!」(いや、話し聞きなって)
「本当に違うんだって!」(いや本当に違うし)
「なんでこんな奴かばうのよっ!!!」(いや、だから話を聞きなって)

で、

「私、あなたのこと絶対ゆるさなから。」


なのです。もう、体全体でつっこみたくもなるってもんです。
人の話はちゃんと聞きなさいって言われなかったんでしょうか。とにかく一人で大騒ぎです。
きっとこの人、山崎裕太と組んで、とんでもないことしでかしますよ。きっと。

一人で大騒ぎと言えば、もう一人の逆ギレ大将。
最初登場した時は、何も考えない行動で周りの人に迷惑かけるけど、持ち前の明るさのためなんだか憎めない奴。ってキャラなのかと思ってたら、単なる“自分勝手な奴”だったのです。 寮生でもないのに寮にやってきて、みんなの食べ物を勝手に食べて、

「名前書いてないのが悪いんじゃん。」

とか言い出すし、三宅君に関係ないやつは寮から出て行けと言われると

「おまえらだって、『松籟館』に逃げ込んでいるだけじゃないか!」

とどなりちらしたあげく、上記の台詞を言い残し去って行くのです。
もう、なにがなにやら・・・です。

ぜ〜〜〜んぜん、憎めない奴って感じじゃないのです。
いいの?こんなんで?


◆ 感想 ◆

なんていうか凄いドラマです。
今クール最高の“つっこみ所満載ドラマ”です。なんかもうねらいとしか思えないようなはちゃめちゃぶりです。それはもうキャラクター設定から演出から。

それはさておきこのドラマ、とにかく嫌な人が多いです。悪い奴じゃなくて、嫌な奴。
絶対つきあいたくないようなタイプ。
なぜだかわかりませんが、なんかめんどくさい人たちに囲まれて翼君は本当に可哀想です。
ある意味『ネバーランド』の後にやってる『世界で一番熱い夏』の岸谷五郎よりも不幸かもしれません。

でも本当にこのドラマはかなり微妙です。

大人になってしまった私は「んなわけないじゃん。」とつっこんでしまうところも、同年代の子達は「わかる、わかる。」とうなずいているのかも・・・なんて思うとちょっとドキドキしちゃいますよね。

思い返せば中学高校時代なんていうのは、本当につまらないことが世の中で一番重要なことのように思えてしまう時代でもありました。
どんなに梅雨に雨が降らなくたって、節水しようなんて全然考えないで
「プール行きてぇ〜〜〜。」とか言ってましたからね。(なんか違う?)

なんかそういう若い頃の変な価値観みたいなものが、もしかしたらこのドラマでは表現されているのかも知れないのです。 もしかしたら。

仲のいいグループなんだけど、気の合わない奴っていうのがいるもんです。個人的にはそれほど好きじゃないんだけど、同じグループなのでなんとなくつきあってしまってるなんてこと、けっこうありましたからね。 そういう若い頃のいろんな気持ちが思い出されます。

と、かなり強引に思い出してる面はありますが・・・.

まあ、とにかく見てるうちにだんだんハマってしまうドラマだったりします。
ていうか、ハマってしまいそうな自分が怖い。

一人でハマるのは怖いので、みなさんいしょにハマりましょう。
そして、三宅君の口調をドラマが終わるまでにマスターしましょう。

そんな感じでどう?