どうやらこのインタビューで、長かったようで短かった亀田問題も収束に向かいそうです。
世間的にはいろいろと意見があり、「亀田親子を許せない」という人から、「興毅君はよくがんばった」という人まで様々なようです。
わたし的には「いい」とか「悪い」とかはどうでもいい話だと思っているのですが、この一連の亀田騒動の経緯というのは非常に面白かったと思います。

散々持ち上げていた「亀田家」を、「敗戦」＆「反則」をきっかけに手のひらを返したように叩き出すメディア（と世間）。
そのきっかけをつくった大きな一因はまぎれもなくインターネットの力だったことはまぎれもない事実だったし、新しいヒーローとして持ち上げられそうになったチャンピオン内藤選手も、テレビに出すぎると今度は「内藤は調子に乗っている」ということもネット上では言われだしてしまいます。
また、興毅の謝罪会見以降は「あの芸能レポーターは何様なんだ！！」という声とともに、亀田興毅に対してはかなり同情的な空気になっております。

今現在では、金平会長テレビに出すぎじゃねぇーか？という個人的な感想もありますが、とにかくコロコロと変わっていく世論（というかメディアの報道姿勢）に対して、面白いなぁと思いつつ、本当はコレってかなり怖いことなんだよなぁ・・・と妙に考え込んだりします。

まあ、そんな自分はヒマにまかせて似顔絵を描くだけなんですけどね。

で、私自身の謝罪会見を見た印象としては

１．記者の質問がちゃんとしていた。（前半は）
　　前回はスポーツ記者のみということもありツッコミがとにかく甘かった。
２．興毅がちゃんと答えていた。
　　だんだんバカみたいな質問（パフォーマンスのこととか）になってきても、きちんと対応していた。
３．質問者（芸能レポーター）が偉そう
　　これについてはきっと叩かれることでしょう。

あとインタビュー冒頭の

と、大きく息を吐き出す表情がとても印象的でした。

まあ、どちらにしても私自身は乱暴者が嫌いなので、「亀田家」を好きになることはありません。

以上