似顔絵系ブログ TOMO-ZONEで“岸部一徳”が含まれるブログ記事
医龍2の最終回を見ました。
結局野口教授は野望達成を目前に失脚してしまい、なおかつ本当にひどい目にあってしまうという、なにもそこまでしなくても・・・という落ちぶれっぷりで少しかわしそうになりました。
それにしても、主人公である朝田龍太郎は最後までただ手術するだけの人でしかなく、何の物語もないまま終わってしまったのは少し残念でした。そう考えると、こういった感想を書くときに頻繁に出てくるのが野口教授(岸部一徳)であることからもわかるように、今回の物語の主役は野口教授だったのでしょうね。
さて、そんな最終回から一番ひっかかったシーンは、癒着の剥離を途中で止め、心臓の到着を待つシーンですね。
あのとんがり医師が朝田に、
「どうすんだ??」
と何度問いかけても、まったく無視しっぱなしなのですよ。
ドラマ的には、この後どうなるんだろう?と思わせる演出なのでしょうが、あれほどチームチームと言っていたのに、必要なことをきちんと説明しないで何がチームワークだ!と私は言いたい。
もっと言えば、伊集院君を待つのであれば、待ってる間の少しの時間ででも術式の説明とかしたほうがいいに決まってるわけですよ。
だいたい、彼は難局に差し掛かると最初っからそうするつもりでいたにもかかわらず、ぎりぎりまで何も言わず
「ピギーバックだ!」
とか突然言い出すわけです。
あんなにオペのシミュレーションをしていたのに、突然術式を変えられたらたまりませんよね。(それも想定してシミュレーションしていたというなら別ですが・・・)
医龍2第9話とSP第6話から印象的なシーンを。
まずは医龍2から。
前回、心臓を押さえて倒れた野口教授(岸部一徳)ですが、サイトビジットを控えていることと、心臓のことを明真ナンバー2の鬼頭笙子(夏木マリ)に知られたくないこともあり、北洋病院の朝田に執刀を懇願します。
そう、それは涙ながらに
「死にたくないです・・・」
なんて言って北洋の院長に頼み込むわけですよ。
もちろん北洋の連中は手術なんかするもんか!という感じだったのですが、朝田龍太郎は"助けを求める患者がいたら、救うのが医者だ"と、にっくき野口教授ではあるものの手術してあげることになったわけですね。
(もろもろ内田有紀が条件はつけましたが)
が、手術が無事終了し、すっかり体調がよくなったとたん、
「"喉元過ぎれば、熱さ忘れる"って言葉、君知ってる?」
「僕、人一倍ノドが短いみたい・・・」
などという台詞を言うものですから
「うわっ、この男、悪ぅ~~~。」
と思わずこっちも言ってしまうわけです。
なんか久々に悪い奴を見た感じです。
あまりの悪さに、逆にかっこよく思えたりして、ゾクっとしました。
医龍2 KARTE:08 「絶対に許せない麻酔医!!」を見ました。
この回でなんだかんだと問題のあった北洋病院の医師たちはすべて立ち直りました。
立ち直ったのですが、この期に及んでチームドラゴンオリジナルメンバーである伊集院君(小池徹平)が
と先輩医師外山に技術の差を見せ付けられ落ち込んでいます。
次のオペに向けて、朝田龍太郎(坂口憲二)先頭に新チームドラゴンのメンバーがかっこよ~く集まってくるシーンでも一人たそがれちゃっています。
大丈夫か?伊集院君。ドラマも後半に入るというのに・・・。
天才外科医・朝田龍太郎(坂口憲二)のスーパーオペシーンと伊集院君(小池徹平)の成長を描いた第1弾の続編。
今回は、閉鎖に追い込まれそうな病院に飛ばされた朝田たちが、同様に様々な理由から飛ばされてきた問題医師たちが、反発しながらもしだいに協力し合い、やがてチームとなり病院を再建する・・・といった物語です。(だと思います)
そういったわけで、この医龍2では、前シリーズで追い出した野口教授(岸部一徳)が再び明真大学付属病院に戻ってくるところから物語が始まります。野口は患者を選別し富裕層向けの最先端医療施設に明真を生まれ変わらせようとし、その意に反するものは、いずれ閉鎖しようと考えている北洋病院に左遷させてしまいます。
ですから、北洋病院は問題医師の吹き溜まりとなってしまっている、はずだったのですが、実は問題はありながらも腕は立つものたちの集まりでもあったのです。