「これが噂のぎっくり腰なのか・・・・
このまま俺は立ち上がれなかったりするのか・・・」

などどつまらないことを考えたりもしたけれど、
思いのほかあっさりと立ち上がれたのでとりあえず一安心。

とはいえ、どうにも腰のあたりが痛いのです。
少し横になり落ち着いたら仕事に出かけようとも思いましたが
やっぱり動いたりすると（特に体を反らしたりすると）ピリッと
痛みが走るので、病院に行く事にしました。

整形外科の混んでること混んでること、1時間以上またされて
やっと診察になりました。

ひとしきり症状を説明すると

「まあ、よくあることです。最近運動とかしてます？」
「はあ、最近はあまりしてません。」

などという会話をしつつ、レントゲンを撮って電気治療（？）して
再度レントゲン写真を見ながら先生の診察。

実はこの病院には2～3年前に来たことがあるのです。
そのときは普通にレントゲン写真を見せてもらったのですが
今回は、レントゲン写真をパソコン画面で見せてくれるのです。

「こんなところもIT化の波が・・・」

などと思っていると、お医者さんが腰骨？あたりと背骨のラインを
マウスでクリック、すると

「0.5°ほど曲がってますね。問題ないですね。」

と、パソコン画面に表示される、ラインと数字を見ながら
少し得意げに説明してくれました。

「とにかく、湿布を出しますから、少し様子を見て見ましょう。」

と先生。様子を見れば治るのか・・・と思いつつ先生に

「で、けっきょくコレ（腰の痛み）は何なんでしょう？」

と尋ねると

「ま、軽いぎっくり腰ですね。」

とさらりと答えていただきました。

というわけで、私もぎっくり腰になっちまうほど
体にガタが来てしまったのか・・・と会社に休ませてくださいとの
電話をいれたあと、とぼとぼと少し前傾姿勢のまま家に帰りましたとさ。