これまでいくつか歯医者は行きましたが、いままで一番若い男の先生でした。
眉毛なんかもきっちりと整えられた少し色黒のイケメン歯医者さんなのです。

で、治療なんですが、いちいち説明してくれるんですよ。

「はい、今から削りま～す。」

とか

「ちょっと臭い薬つけま～す。」

とか、最近だと当たり前なんでしょうけど、いままでこんなに説明してくれる人はいなかったので、「お、これはよい歯医者なのでは・・・」と思ったりしました。

ただこのお医者さん治療中に

「うん」

とか

「よしっ」

とか言ってるんですよ。
ひとしきり削ったりしたあと、

「よし。」

何か確認した後

「よし。」

と。
まあ、「よし。」なので、こちらとしては非常に心強いというか安心というか
「いま、削りはナイスな削りっぷりに違いない。」
などと思えるわけです。

とはいうものの、この先生はなにげなくこの「よし」を使ってるようなので、もしかしたら失敗とかしたら

「あっ」

とか

「やばっ」

とか言うんじゃないかと思うとちょっとドキドキしてきます。
幸か不幸か、今のところそういうことはないのですが、もし「あつ」とか言われたら

「何が、“あっ”なんですか？」

と勇気をだして聞いてみようと思います。
とりあえず今は、早く歯を治してでっかい肉にかぶりつきたい感じです。