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隣人は秘かに笑う

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いまさらながら、『隣人は秘かに笑う』の感想を。
ということで、やっぱり今さらながらストーリーには触れません。




前半はうまいこと悪事を隠していたもっくんですが
後半は警察に追われることになり、終止目が充血してて
とっても怖かったです。

熱演といえば熱演なんでしょうけど、やっぱりシナリオに説得力がないので、ちょっと可哀想な感じでした。

そして熱演風だったのが、水野真紀



この女がとにかく大迷惑女で、もともと旦那が浮気したと誤解して(もっくんが仕組んだ罠)別居だかなんだかになってなおかつ、自分はもっくんと浮気して、そのくせ旦那に娘を渡せといわれても
「あなたにナナハは渡せない。」
とか言ってみたり。とわけわかんないです。

もっくんの悪事に気付いても警察の邪魔してみたり
そのくせもっくんが娘を人質にとると
「娘を傷つけたら絶対許さない。」
っていったと思ったら、なぜかいっしょに逃げてみたりと大馬鹿女です。

もう嫌。

もう一人描いてみたのが石橋凌



週刊誌の編集長の役だったけど、やっぱりヤクザな人にしか見えません。最近で言えば『蘇る金狼』と同じです。
とにかくカタギには見えません。


◆ 感想 ◆


このドラマなんですが、もうめちゃくちゃでした。
前半はとにかく、高木巡査こともっくんが、めちゃめちゃ悪い奴でした。

幸せな家庭をぶち壊し、人の奥さんを奪い、邪魔になった自分の
奥さんも消してしまう。そんな男でした。

またドラマの本編は連続レイプ殺人事件の犯人は?
ということと、高木巡査とは一体何者なのか?

で話をひっぱります。
最終回の直前まで全部もっくんの仕業かと思っていたら、急に
他の人が怪しく見せてみたりと、びっくりです。

で結局連続レイプ殺人事件の犯人はもっくんの恩人で上司の警察官でした。
しかしそこにいたるまでの伏線のようなものはほとんどなく
ときどき怪しい意味深そうなその男のカットが入るぐらいで
見た目、ああこの人が怪しいんだなって思わせておいて
本当にその人が犯人だったというまさに2時間サスペンスのノリです。

しかしその潔さが『氷の世界』にくらべ気持ちいいぐらいです。

まあ、そんなこんながありながら、もっくんは連続レイプ殺人犯として
警察に終われ、最後は水野真紀に銃で撃たれて死んじゃいます。(たぶん)

俺はやってない、とか言っていて、最終回だけ見た人は
もっくん無実の罪で疑われてかわいそ~
とか思っちゃいそうな展開ですが、実際にはドラマ開始時は
めちゃめちゃひどいことしてたんですよ。
忘れてるだろうけど、袴田くんを死に追いやったり、石橋、水野夫婦を
別れさせたりと悪行三昧だったのです。
やってないってのは、連続レイプ殺人だけで、他はそうとうひどかったんですよ。

しかし最後はやってない"連続レイプ殺人"の容疑で警察に追われ
銃弾を浴び、ななはちゃん(水野真紀の娘)を抱えて閑静な住宅街から
川崎の地下街まで走って逃げます。

そして、けっきょく先回りした水野真紀に拳銃で撃たれて死(?)んじゃいます。

なんていろいろ書きましたが、変なところはたくさんありましたが
けっこうドキドキしながら見てました。
意外とおもしろく見ることができました。

でもやっぱり水野真紀はひどい女でした。
旦那疑って別居して、その原因の男と浮気して
殺人の容疑者をかくまって、最後にはその男を殺しちゃって

最後は意外としあわせに暮らしちゃったりして。
だんなが殺された二人の友人と三人で
「私達これから何でも乗り越えられそう。」
なんて言ってみたり、もう何がなんだか・・・。

ということで、本気で描こうと思ったけど気力がなくて
ちょっとしか描かなかったんですが、せっかくなのでUPしてみました。
といういいわけを言いつつ、この辺で。


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