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『バットマン ビギンズ』を見た

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今日、『バッドマンビギンズ』を見てきました。
2時間半を超える長さがどうかと思っていましたが、長さを感じさせない展開でなかなか楽しい2時間半となりました。

さて、ネタバレありありの続きへ。

なんか映画でも見て帰ろうということで、何がいいかと数秒考えた末『バッドマン』に決定しました。
ここ最近で『戦国自衛隊』『交渉人真下正義』などを見ましたが、やはりあちらの映画はお金のかかり方が違うなぁ・・・と本当に関心いたしました。
それらのことはまた後日書けたら書きます。

で、『バッドマン』です。
たしか、前作、前々作と見たはずなのですが、いかんせんどんな話だったかほとんど覚えていないのです。(もっともそれは前々問題にはならないわけなのですけど)まあ、「ビギンズ」っていうぐらいですから、『バッドマン』初めて物語的な色合いの今回のエピソードなわけですが、

「えぇ~、バッドマンってこういうふうに(キャラが)出来上がっていったの?マジ??」って感じなのです。

パンフレットに書いてあった内容を引用すると、

「大の大人が大真面目にコウモリのコスプレをして犯罪者をぶちのめすファンタジックな物語を、徹底的にリアルに描こうと決めた。」

そうなのです。
それはわかるんですけど、リアルっていうのと説明的(あれもこれも理由をつけたがる)っていうのは違うと思うんですよねぇ。

このあたりからはどんどんネタバレになるのですが、バッドマンの中の人はバッドマンになる前“柔術”をやっていたようなのです。そして“影の軍団”とやらにスカウトされ、そこで“忍者”の技術や体術を伝授されるのです。

そして実家に戻ったブルース(バッドマンの人)は親父のつくった会社の窓際部署が都合よく開発済みだった防弾のボディスーツや空飛びグッズ。さらにはバッドマンカーも自分の会社がすでに開発済だったわけなのでした。

まあそれらのバッドマン的な要素をブルースが自分でつなぎ合わせ、キレイに塗装なんかもしちゃうわけです。しゅ~ってな具合に。さらにコウモリのエンブレムなんかも自分で「ちゅい~~ん」てな具合に削り出しちゃうわけですよ。ホントお上手。
これがリアルってことなんでしょうか?

まあ、それはそれで「ああなるほど・・・」とか思いながら見てましたが、あまりにも都合よすぎなのでした。

そういったわけで、都合よく何の裏もなく、よどみなく進んでいったストーリーは、浅くはあるけれども、それはそれで心地よい感じでもありました。

ただ敵の説得力がちょっと・・・・。
なんか以前家族を殺されたかで悪を憎んでいるらしいけど、悪だけじゃなく腐った世の中全体を憎んでいるらしく、正義のためにゴッサムシティを壊滅させようなんて考えちゃっているのです。
その辺が本当に意味がよくわからないのです。

意味がわからないと言えば、ケン・渡辺。
前半であっさりと死んでしまいます。
それも役どころは、謎の忍術を教えるアジア人だし・・・。

渡辺謙はさておき、時間の長さは気になるものの、なかなか楽しめた映画でした。うん、気軽に見れる感じでよかったと思います。

それにしてもバッドマン役のクリスチャン・ベールって人。
なんかトムクルーズとキアヌリーブスを足して2で割ったような感じ。
さらにバッドマンのマスクをかぶると、ブルース・ウィリスに早変わり。

な~んかよくわからない俳優さんでした。

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