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ビューティフルライフ(その3)

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最終回の平均視聴率が40%を超えたという化け物ドラマになったこのビューティフルライフ。
ちょっとだけ書きたかったことがあったので、遅くなりましたがUPしました。

とにかく最終回はキムタク熱演スペシャルでした。




もう~~~~~~



なのです。

上のシーンは、死んだ杏子にメイクをしてあげてるところ
なのですが、本当に熱演でした。

後輩のタクミくんの前では、気丈にメイクをしてたのですが



とタクミくんの方が涙をこらえらずに席を立ちます。
ひとりになったキムタクは、冷たくなった杏子の頬に触れ

「お前なんでこんなに冷てえんだよ?
 おい、ねーちゃん。
 お前、シカトすんなよ。
 なんとか言えよ。
 笑えよ。
 きれいにしてやってんだから
 笑えよ。」

と泣ける台詞を決めてくれます。
そりゃ、視聴率も上がるってもんですよ。

で、その他のトモゾウの泣きのツボとしては

1:杏子の病室で、泣いてるさっちゃんを見て

「私はお腹の子供がびっくりするんじゃないかと
 そればかりが気になった。
 ねぇ、あなたのお母さんは泣き虫だけど
 とてもやさしくて、とてもいい人だよ。」

っていう、杏子のナレーション(?)だったり

2:メイクしてもらっている杏子の顔を見たお母さんの

「きれいにしてもらって・・・。」

という涙ながらの台詞だったり

3:火葬が終わった後のお兄ちゃんの



という台詞だったりします。
お兄ちゃんのシーンが一番グッと来ました。(絵は似てないけど)

グッと来ながらも
やっぱり渡部篤郎のスーツ小っちぇ。
とか思っちゃう、本当に不謹慎なトモゾウでした。



泣ける話はここまでにして、ちょっといいなと思ったシーン。



いままで、今一つ感情移入しづらかった、わがまま杏子の最後のわがままは、とてもかわいいわがままでした。

「あんまり無理すんなよ。体もそうだけど、気持ちも・・・。」

というキムタクの台詞を聞いて、杏子はすぐにこう言いました。
こんな風に言われたりしたら男はみんな

「ばっか、お前何言ってんだよ。」

とかいいつつキスしちゃうんですよ。(たぶん)
本当に男はバカなのです。

で、やっとつっこみです。

初めて杏子の家に泊まることになったシュウジは
お先にどうぞということでお風呂に入るのですが



ザバァ~って・・・

「もぐるなよっ!!」

です。
彼女の実家の風呂にその家の人より先に入ったら
なるべくお湯を汚さないようにするでしょう、普通。
それも彼は長髪くんなんですから、潜るなんてもってのほかです。
まったく本当に最近の若い子ときたら、ブツブツブツ・・・。

◆ 感想 ◆

ま、お風呂にもぐるのはおいといて、よかったですね。

何がよかったって、常盤貴子は死んじゃったけどラストシーンは視聴者の思い通りの理想的なモノになったこと。

変に視聴者を裏切ろうとせず、誰もが納得するかたちにしたことはとてもすばらしいことだと思います。

私が驚いたのは死んだ人の顔をあんなに長く映していたドラマがあったかなぁ?ってこと。
最後のメイクをするんだから当たり前と言えば当たり前だけどあんな正面きって画面に映すってはなかったような気がします。
それだけでちょっとどっきりさせられて、それにキムタクの熱演がプラスされ迫力のあるシーンになったのでしょうね。きっと。

と言った感じのよくできた最終回でした。


な~~~んて、今回本当につっこみたかったのは他にあってそれは、ラストシーンの二人の夢が現実となった美容院でのキムタク。



「なんで、サーファーになってんだぁ~~~~~~!!!
 それじゃ本当にキムタク本人じゃねぇ~か~~~~~ぁ!!!!」

ってことなんですよ。
いや、本当にどうなのよ?これ?
別にいいだけど、ちょっとというか、かなり違和感がありました。

みなさんはどうでした?
ということで。

ビューティフルライフ~ふたりでいた日々~(1) ビューティフルライフ~ふたりでいた日々~ DVD-BOX 2000年冬ドラマ
ビューティフルライフ
日曜日 夜9:00~9:54 TBS

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